読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…  その2

 

読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…

~その2~「出口汪先生と進学塾エストの国語」

 

このコラムでは「読解力」「論理エンジン」「エストの国語」を中心に話をしていきたいと思う。話が長くなるので常時敬体表現でないことをご了承願います。

 

今回はまず、『論理エンジン』の著者である出口汪先生に直接お会いすれば必ず言われる言葉があるので紹介したい。

私が常に意識しているその言葉とは、“他者意識を持つ”“筆者(話し手)の言葉に謙虚に耳を傾ける”“読み手も書き手(話し手)も筋道を大事にする”という3つのこと。先生の言われるそれらの言葉を、生徒さんには少しでも実践してもらえるよう指導していきます。それらを前提とした人間同志の言葉の交わりを『論理』と定義して下さい。

そして、出口先生はセミナーではこうおっしゃいました。『言語=ヒト。論理(エンジン)は単に(受験の国語で)点を取るためだけのものではなく、人工知能が生まれた現代はもう、人間にとって必須の道具』であると。

これら言葉の数々を聞いて心を動かされた全国の国語教師・学習塾講師の方々が現在論理エンジンを使い、子供さんたちの現在、将来のために授業を行ってきたのです。その結果、出口汪の教材で学んだ生徒が、入試で爆発的な得点力、合格実績を生み、氏が“受験のカリスマ”と呼ばれるようになるのですから、まさに『急がば、まわれ』の典型です。

 

さてそれではここから、具体的に「エストの国語」、特に小学部についてお話をさせていただきます。

テキストは漢字学習用に「頭がよくなる漢字」、出口先生の教えの肝になる「論理エンジンキッズ」、筆記・記述練習用に「読解作文トレーニング」を使用しています。(中学部は論理エンジンOSのみを使用)これだけの勉強ができるのは小学生の間だけであるし、中学生になってから取り戻すことはできないでしょう。なお、全学年ともに国語は生徒さんに解答集をお渡ししていません。

 

「頭がよくなる漢字」新出漢字の意味や用法を学ぶことに主眼が置かれ、さらに授業や宿題でその漢字を使った短文づくりを行います。

同じ漢字を意味も考えもせずに何度も書くことはししません

また、毎回の授業で国語辞典を使用し、自分で調べる習慣も身に付けていきます。ちなみに辞書は全生徒に同じものを用意していますから、使い方が慣れないうちでもこちらからすぐに助けてあげることができます。

もし、家で宿題の質問をされても、親子でとても楽しい時間になるテキストだと思います。

 

「論理エンジンキッズ」言葉や文・段落のつながりに注意しながら論理的読解力を学習する、小学生向けの教材です。ここでは出口先生のいう『筆者の言葉に謙虚に耳を傾ける』ために、声に出して例文を音読したりもします。その方が例えば“倒置法”の学習など『AとBとでは、どちらの文が強調されてる?』と問われて、自然と読んで考える(勘がさえる)ことも行っています。学ぶ内容をハイレベルに感じさせない工夫を私なりに施しています。

 

最後に「読解作文トレーニング」です。

これは以前からある教材で、いわゆる記述問題への対応ができるようにする教材です。

都市部では難関私立中学受験生に自学用、または論理エンジンを使用した国語専門塾の補助教材として使用されたりもしています。エストでは市内の公立中学に進級するみなさんがのびのびと自信をもって記述トレーニングができるよう、“実際の学年より一つ下の学年の教材”を使用しています。つまり、今の6年生が使用している教材は本来5年生向けの教材なのです。しかし、侮るなかれ。これを新中1の生徒さんにポンと渡しても、多くの人が書けないと思います。そして、エストの小学生はこれを何度も何度も正解するまでやり直します。前の間違いがわかるように、消しゴムも使いません。そうするうちに書くことへの抵抗も薄れていくのです。

以上、大まかではありますが、エストの国語について、その狙いも含めてご説明させていただきました。

 

しかし、これで将来高校受験で長文読解はバッチリなのか?中学校の定期考査では高得点を期待できるのか?と問われると…。答えは完全にハイとは言えないのです。というか、むしろここから中学校での授業で学ぶことこそ重要であり、論理エンジンで学んだことと両輪で、このコラムの趣旨である『国語の成績up』が達成できるのです。

さて、その中学校で学ぶ重要なこととは…。いわば私の授業でのどうにもならない“死角”とは。

 

次回コラムでは『~その3~ 私が考える“長文読解の学習で最も大切なこと”と中学からの勉強法』と題して、お話しさせていただきます。

 

進学塾エストでは、出口汪先生著「論理エンジン」シリーズを教材として国語の授業を行っています。小学生から中学生まで全学年同じ著者の教材のため学年を経るにしたがって学習もスムーズになり、効果も上がります。
エスト独自の取り組みを行っているのは、小学部!「早いうちから」ではなく「今、本当に必要なこと」。中学で手遅れにならないように是非ご受講を!