読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために… その3

読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…

 ~その3~「“長文読解の学習で最も大切なこと”と中学からの勉強法」

 

このコラムでは「読解力」「論理エンジン」「エストの国語」を中心に話をしていきたいと思う。話が長くなるので常時敬体表現でないことをご了承願います。

 

みなさんは観光地や史跡、美術館、劇場などを訪れるとき、いきなりそこを訪れるのでしょうか?もちろん人それぞれだと思いますが、私はガイドブックや書物などで少しでも知識を深めてから、出かけます。その方がその場所に立った時、より感動を味わうことができるし、思い出に残る旅にしたいからです。いわゆる“予習して行く派”です。子供さんにとってはどうでしょう…?正直な感想や自然に名作に触れる、ということも一理ありますが、国語の場合は前後してでもその作品の“背景を知る”ことは、絶対に必要だと私は思います。

その“背景を知る”ことこそ、今回のタイトル、“長文読解の学習で最も大切なこと”なのです。

ちなみに、大学受験の国語には“国語常識・古典常識”という分野があります。公立中高で普通に教科書を学んできただけの生徒さんにとっては、目から鱗が落ちるような授業に感動を覚えることでしょう。『文章が書かれた“裏にあるもの”を知れば、簡単じゃん!』となるはずです。

一流の塾・予備校講師たちはこの背景を語れるネタをいくつも持っています。が、公立高校受験生にとっては時間的制約があり、特に兵庫県の場合は内申点重視のため学習範囲を限定してやる必要もある。言い訳がましくなるかもしれないが、実際幼児教育や大学受験の参考書、小学生・高校生対象では大きなことを言う先生方は多いが、公立中学の国語で悩んでいる生徒に救いの手をさし伸べる人はほとんどいない。そしてそれは、私も同じかもしれない。

 

逆にいえば次の5つの事柄すべてを克服し、Noということができれば、国語ならびに社会も、成績はそれだけで平均点以上にはなるでしょう。

①中学校で文学作品の時代背景や作者の生い立ちを学び、文章が自分の血となり肉となる経験を全くしたことがない

②小学生時代に論理的に文章を読むトレーニングをしたことがない

字が汚いとか本読みが下手だというコンプレックスを持っている。

④親から国語の点数を何とかしろ!といつも言われる。

⑤自分でもすぐに「国語は嫌いだ」と言葉にしてしまう。

 

そして、中学からの国語の勉強は、背景を学び、作品を味わい、それらを覚えることだと考えてください。中3の1学期までは、ずっとずっとそうです。

エストでも国語の成績が大きく上昇する生徒が出てくるのは主に夏休み以降です。厳密にいえば得点より偏差値が上がります

 

次に、エストで行っている国語の授業についてお話しします。

〇中1~中3の1学期まで

平常授業では「中学生版論理エンジン」、また国文法・古典の学習を学校進度に合わせてフォローします。

テスト対策期間中は、学校のワーク・プリント類の質問受け、練習不足の場合は追加プリントをお渡ししています。

〇中3の夏休み以降

平常授業では実力考査・一般入試に向けての“得点源になる”分野、具体的には頻出漢字、四字熟語、故事ことわざ慣用句、国文法、古文単語など、知識分野の網羅的学習を継続的に行います。

定期テスト前は中1~中3の1学期までと同じ。

また、夏と冬の講習会では、“論理エンジンの集中講座”を実施。

など、英語、国語、社会、も含めて、その時期に応じて授業構成に変化がつけられているのが大きな特徴です。一般入試の研究や予想も怠ることなく、漢文が出題された年も、予め生徒に学習を施すことができました。

 

さて、『読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…』と題して、3回のコラムを書かせていただきました。

エストの国語、小学・中学生の国語学習について少しでもご理解いただけましたでしょうか?一人でも多くの生徒さんにお越しいただき、ともに授業ができることを願って、筆をおきたいと思います。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

進学塾エストでは、出口汪先生著「論理エンジン」シリーズを教材として国語の授業を行っています。小学生から中学生まで全学年同じ著者の教材のため学年を経るにしたがって学習もスムーズになり、効果も上がります。
エスト独自の取り組みを行っているのは、小学部!「早いうちから」ではなく「今、本当に必要なこと」。中学で手遅れにならないように是非ご受講を!