読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…  その4 番外編

読解力を身につけ、国語の成績をupさせるために…

~その4~番外編 ご質問にお答えします!!

 

3回までの連載の中でご質問をいくつかいただきました。

いっそ多くの方々と共に悩みや疑問を共有したく思い、この場を借りてそれらのご質問にお答えしたいと思います。

 

文章が長くなりますので常時敬体表現ではないことをご了承願います。

また、ご質問の文言は若干かえております。

 

Q1中学校の国語での『背景を学ぶ』とはどういう意味ですか?

A1言葉を分けてお答えします。

『背景』とは、文学作品、説明的文章などにまつわる“時代背景”“一般常識”“作者の生い立ち、作風”“文学史的位置づけ”のこと。

学ぶ』とは、まず作品を声に出して読む・聞く、そして背景を理解し、知識(塾や参考書ではなく、学校の先生の授業での知識)としても身につけること。また、国語への興味関心取り組み姿勢としてノートやプリントが整理されているかも、通知表には大きく響いてきます。テストの点数以前の問題です。

※ちなみに、一歩踏み込んで、思考力・表現力まで試される“読書感想文”こそ最高の学習・教材であると、私個人的には思っていた(今は、その1でもお話しした通り、感想文すら単純知識として攻略法やパクリサイトができていて、本来の勉強にはなっていないのが現状です)。

 

ご質問1に関して、以下の写真を生徒さんからお借りしてきました。学校の先生におかれましては、決して著作権や授業を侵したり、妨害することを意図とはしておりませんので、削除依頼がございましたら、いったん進学塾エストまでご連絡ください。

 

2018年 中3の1学期中間テストの国語のテスト範囲に関する重要なノートです。おそらくここにすべて“出題される内容や意図”が載っているはずです。学校のワークや塾の問題集・プリントをするときには、教科書と先生のノートを携えて取りかからねばなりません。

いかがでしょうか?

ご自身の子供さんたちには、まず、ここまでノートをとることができていますか?できることですよね?学校ではノート点検もありますよ。それらをもってきて塾でもテスト勉強をするよう指導を続けていますが…。「ほな、これ使うて、塾で国語(の点数)を上げてくれ!!」とおっしゃる方はまだおられますか?私が甘ちゃんなのかもしれませんが、それは出来かねます。それは、『罪』になると思います。この先生のノートを見ると、大変な努力や時間的犠牲を払っているのが、同じ教科担当として察することができます。定期テスト直前の国語学習に関してエストは、“勉強の仕方を教える”“答えが合ってるか間違っているか、またニュアンス(実はこれが難しい!)を見てあげる”“生徒さんの質問に答える”ことが中心となります。ただ、あらゆるノート作りはひょっとしたら今後の講座やセミナーで有効になるかもしれませんね。塾だけでなく、ピアノやスポーツなど…、このデジタル時代に意外と大事になるんじゃないかと思っています。

 

 

Q2中学校の国語は『読解力とは関係があるのですか、ないのですか?』

A2まず私は市内の公立中学に通う生徒さんへ授業を行っています。誤解を恐れずに申しますと、ブログその1でもお話しした通り、関係は薄いと個人的には思います。逆にいえば、中学からまじめに努力すれば定期テストでは勝てる部分は大きいと思います。現に中学時代の私自身がその一人でしょう。誰も国語なんて教えてくれませんでした。本当に国語や文学や映画を好きになったのは大学時代の友人が強く影響しています。また、論理エンジンを知って感動したのも、この仕事を始めてからです。ただし、その価値を見抜いて、学習塾で採用したのは姫路福崎学区で最も早かった一人と自負しています。実は一般的な学習塾でこのテキストを使用することには、きわめて困難なわけがあるのです。ですから、ぜひウチに来て、中学校の勉強プラス“論理エンジン学習”“論理的読解を大切にした講習会”を受講してください。読解力を高め、国語の成績をUPさせるには、中学校の学習と塾の学習が両輪の関係にあります。しかも、論理的思考の体得は、穏やかな性格、キレない精神をも育み、ほかの教科のも良い影響を及ぼします。うちに来られた大手企業の営業担当者さまは「会社でも研修とかでコッツイようさん(たくさん)本読まされて、レポート書かされんねん。」とおっしゃっていました。うちの生徒さんの将来にとって、勉強以外でも役に立つことは間違いないですね。私はうらやましいです。

 

 

Q3進学塾エストに入塾したら、国語の成績は上がりますか?

A3究極の質問ですね。そうとう我慢なさってブログを読んでくださったのだと感謝いたします。まことにありがとうございます。

私は塾長と二人でこの塾を立ち上げてから『“絶対に成績が上がる!!”って僕ら宣伝で言ってないよね~。絶対に言えないよね。僕らウソはよう言わんと来てるよね。』と話しあうことがたまにあります。総合成績でいうと、個々人の成績は上下しながら最終的に入塾時より上がっていくケースがほとんどです。また、一回一回の記録を取ると、半分くらいの生徒さんが上がり、半分くらいの生徒さんが下がります。正直でしょ、エストは?しかし、ほぼ全員の成績が上がる、また、下がらないときがある。それは“春・夏・冬の講習会明けのテスト”なのです。「ああ、忙しい、もうしんどい、塾と部活でクタクタだ~。遊びたいなぁ。塾休みたいなぁ。…は?もう夏休みは終わり??」となるくらい無我夢中の状態になったほうが良いのでしょう。若いって、素晴らしいです!!もちろん、それ以外のときはじっくり勉強しています。

 

さて、話を戻して、国語に関してです。

○小学5年生からご入塾いただき、2年あれば必ず論理的読解法を身につけていただくことができます。それ以降の入塾もその時期なりの効果がでます。間違いありません。なぜ後につながるのか、効果が出るのかというと、それは“論理エンジン”が読み方の基本だからです。初めて基本という言葉を使ったかもしれません。基本とはそれだけでも事足りる、満足ではないが必要十分な内容。今後常に‘出せ’‘持って来い’といわれるもの。と私は定義しています。たとえば、基本の項目である“主語と述語”“比喩の用法”など、中3になってもやりますよね。ちなみに、基礎とは基盤。人それぞれ生まれ育った環境、普段目には見えないもの。と私は定義しています。それも重要です。

話を戻して、それだけ、論理エンジンを小学生時代に学ぶことは大切なのです。

中学から入塾いただいた場合、どうしても“5番目(に勉強する)の教科”になってしまいます。エストに初めて入塾される場合、中1~2生はブログその2、その3をお読みになっていただければ幸いです。まず、中学生で学び知ることを身につけながら、そのうえでエストの授業を受けることが必要です。

中3生になると、入試までの日を追うごとに、とくに夏以降成績が上下します。偏差値勝負順位勝負ですので。めっちゃくちゃ国語の成績が上がる子が出てきます。ほかの生徒さんに申し訳ないくらい上がる子が出てきます。他者意識が芽生えてくるのが一番の理由だと思っています。学校の懇談では厳しいことを言われ内申点という他者からの評価を受け、自分を知り他人の言葉を謙虚に受け入れられる生徒が、どんどん伸びます現在の学校順位にかかわらずに偏差値60近くはあるのに、75~80点前後は取れるのに、どうも伸び悩んでいる生徒さん、一番危ないパターンです。いつもお利口さんで先生から厳しい評価を受けたことがない生徒さん、いろいろ理屈を持ってきて自分ができること以外はチャレンジしない生徒さん、これが一番危ないパターンです。その証としてウチで行っている『公立高校入試直前対策』の後半になると、学力トップ3校を受ける生徒さんに対して、学力中堅以下の高校(学力のみの序列です)受検予定者が、国語の得点において追いつき、追い越す現象が見られます。『本当の読解力、国語力』が出てきてしまうのです。

 

では最後に、どのくらい国語の成績が伸びるのか?のお話を、自分の乏しい経験・データからではありますがさせていただきます。

 

まず、このブログで何度も『偏差値が伸びる』『順位が上がる』と言ってきました。『得点』とは言っていないことをお断りしておきます。そしてどの中学校にもフェアな学力の話ができるように、実力考査兵庫県公立高校入試問題を例にとってみたいと思います。

そして、結論であり、種明かしになってしまうかもしれませんが、得点で言うと、中3のラスト1年で伸ばせる国語の成績は平均して10%ほどです。良くて20%くらいです。中には先ほどお話しした生徒のように50%程度上がる生徒さんもいます。しかし平均すると10%程度です。それでも偏差値は3~4程度は上がるでしょう。エストもそれを自覚し、ここでは具体的に申し上げられませんが、成績を10%上げるには何をしたらいいかを知っています。そして少しでも点数が上がった生徒さんを褒めます。そんな教科がほかにありますか?「もっと何十点もあがるやろ?」と考えているのは、親だけです。国語の点数のことを言われるのは、生徒さんにとって顔や形、身長のことを言われるのと同じくらい辛いのです。

『ええか、キミら。10%~15%上げたら十分受験で勝てるんや問題数は3問ほどや。この1年はそのためにある。そんな教科はないで。そのかわり、今より落としたらあかん。入試で1時間目やから。絶対にヒトに負けない落とさない教科にするんや。』というのが、私から生徒さんへの口グセです。不思議と爆上げしてしまう子もいるんですが…。

 

中3生のお子様をお持ちでしたら、ためしに今度の休日にでも兵庫県入試の過去問を子どもさんに解いてもらってください。50分間中断せずにです。そして来年3月の入試直前に、同じ問題を解いて採点してみましょう。私の言っていることが当たっていると思いますよ。

さあ、過去問解いたら、進学塾エストへGOだ!

気持ちよく、国語の勉強をしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。

 

進学塾エストでは、出口汪先生著「論理エンジン」シリーズを教材として国語の授業を行っています。小学生から中学生まで全学年同じ著者の教材のため学年を経るにしたがって学習もスムーズになり、効果も上がります。
エスト独自の取り組みを行っているのは、小学部!「早いうちから」ではなく「今、本当に必要なこと」。中学で手遅れにならないように是非ご受講を!